2024/11/19
給与から控除される金額多い気がする…きちんと知っておきたい社会保険の話
給与からは様々な項目が控除(天引き)されていますが、その金額の多さにため息をついている方も多いのではないでしょうか。税金だけでなく、社会保険料も大きな控除項目となっており、その内容を知っておくことは社会人としても重要なことだと言えます。
前回は、税金について解説をしましたが、今回は社会保険料について解説します。
目次
まずは社会保険について知ろう
まずは俗に言われる社会保険とは何か、その計算方法などの基本について解説します。
社会保険料とは?
社会保険料とは、健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険といった社会保険制度に加入している人が、毎月の給与から天引きされる金額のことです。これらの保険制度は、病気やケガをした際の医療費の負担を軽減したり、老後の生活を支えたり、失業に備えたりするなど、国民の生活を保障するための制度です。
なぜ社会保険料を払う必要があるの?
社会保険料を払う必要があるのは、これらの社会保険制度が、国民全員が安心して暮らせる社会を築くために必要不可欠だからです。例えば、病気になった場合、高額な医療費がかかる可能性がありますが、社会保険に加入していれば、その一部を国や会社が負担してくれるため、経済的な負担を軽減することができます。
社会保険の種類
社会保険には、大きく分けて以下の種類があります。
・健康保険…病気やケガをした際の医療費の負担を軽減するための保険です。
・厚生年金保険…老後の生活を保障するための保険です。
・介護保険…高齢者や障害者の介護が必要になった場合に、その費用の一部を負担するための保険です。
・雇用保険…失業した場合に、失業給付を受けることができる保険です。
これらの保険に加入することで、病気やケガ、老後、失業といった様々なリスクに備えることができます。
社会保険を支払っておくことで得られるメリット
では、毎月の給与から控除される社会保険を支払うことで得られるメリットはあるのでしょうか。主な3つのメリットについて紹介します。
病気やケガをした際の経済的な負担を軽減
社会保険に加入していると、病気やケガをした際に、医療機関にかかった費用の一部が払い戻されます。高額な医療費がかかる場合でも、社会保険制度のおかげで、経済的な負担を大幅に軽減することができます。また、傷病手当金制度を利用することで、病気やケガで仕事を休まざるを得なくなった場合にも、一定の収入を得ることができます。
老後の生活を安定させられる
社会保険料を納めることで、老後の生活を安定させることができます。厚生年金保険に加入していれば、老齢年金を受給することができ、老後の生活費の足しになります。また、国民年金と合わせて二重に年金を受け取ることができるため、より安定した生活を送ることができます。
失業に備えることができる
雇用保険に加入していれば、失業した場合に失業給付を受けることができます。失業給付は、失業期間中の一定期間、収入の減少を補うための制度です。失業によって生活が困窮するのを防ぐことができるため、安心して転職活動を行うことができます。
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