2023/09/05
初出勤日の緊張のほぐし方や、不安を解消する方法を教えます!
派遣勤務の初日を目前に控え、緊張している方も多いのではないでしょうか。
特に派遣での就職が初めての方は、挨拶や服装、コミュニケーションの取り方などに不安を感じているかもしれません。
今回の記事では、派遣の仕事で良いスタートを切れるよう、派遣初日の流れと緊張をほぐすコツを紹介したいと思います。
目次
派遣初日の流れを知り緊張を和らげよう
一日の流れを知っておけば、派遣初日の緊張をかなり減らせます。
ここでは一日をシミュレーションするために、初日の流れと心がけを紹介します。
1. 派遣会社の担当者との待ち合わせ
初日は派遣会社の担当者が、派遣先まで同行する場合が多いと思います。待ち合わせ場所には余裕をもって到着しましょう。
待ち合わせ時刻を始業30分前くらいに設定すれば、担当者ともしっかり打ち合わせができます。
派遣先まで移動する間に分からないことを聞いておくと、新しい仕事への不安を減らせるでしょう。
2. 派遣先へ到着
派遣先企業に着いたら,、企業の担当者と挨拶をします。
最初の挨拶ではまず、元気さをアピールしましょう。
趣味や特技といった自分らしさや仕事への意気込みを伝えると、第一印象が良くなり会話がスムーズになります。
タイミングは気にしなくても、通常は派遣先の担当者が先に挨拶してくれるケースが多いので、それに答えるよう会話をすれば問題ないでしょう。
当日は良い印象を持ってもらえるよう、仕事にふさわしい清潔感のある服装や髪形、メイクを心がけ、落ち着きのある身だしなみで臨みましょう。
3. 勤務先の案内
実際の職務に就く前に、派遣先の担当者が会社を案内しながら、会社概要や事業内容、主力商品といった説明をしてくれるのが一般的です。
案内してもらう間に、質問したいことを聞いておきましょう。
この際に業務上の相談は誰にすべきか、配属先に教育担当はいるかなどを聞いておくと、安心して仕事をスタートできます。
4. 配属先でのガイダンスと勤務
配属先では実務の前に業務についてのガイダンスがあり、会社によっては研修を行うところもあります。
ガイダンスや研修では、しっかりメモを取りながら聞くことが大切です。
教育担当者がいる場合は、わからないことをその都度確認し、何度も同じことを聞かずに済むよう心がけましょう。
さらに、初日のうちに同じ部署の方たちの名前を覚えられるとなお良いです。
名前で呼ばれたほうが先輩たちも嬉しいですし、その後の質問がしやすくなります。
5. ランチタイムのコミュニケーション
ランチタイムの過ごし方も、派遣初日に気になる事柄のひとつ。
あらかじめどう過ごすかを考えておくと、当日の不安がひとつ減ります。
ランチタイムは社員と交流できる良い機会のため、なるべくご一緒することをおすすめします。
ただし職場により、社員食堂や各自でお弁当、外食など昼食の取り方は様々です。
前もって派遣会社の担当者に様子を聞いておくとよいでしょう。
当日は念のため、一緒でも1人でも大丈夫なように菓子パンなどの簡単な食べ物を持っていくと安心です。
ランチタイムにコミュニケーションを取れれば、初日の緊張も一気にほぐれ、派遣先の職場にも溶け込みやすくなります。
6. 勤務時間の管理・報告をして退勤
定時になったら、退社時に「勤怠管理」を行います。
派遣社員は、派遣先企業に指定された方法で勤怠管理をすることになっています。
タイムカード方式が一般的ですが、正社員とは異なるシステムを使用する会社も多いため、戸惑わないよう事前に確認しておきましょう。
定時になっても、周囲から退勤の声がかからなかった場合は、「何かできることはありますか?」と自分から他の社員に声をかけてみましょう。
退勤前に周囲を気遣う挨拶を1つするだけで、2日目以降の仕事がやりやすくなります。
派遣初日の緊張を和らげるコツ
派遣初日の流れをイメージできたら、次は緊張を和らげるためのコツを紹介します。
ぜひ1つずつ実践してみてください。
事前の準備を万端にする
勤務初日に緊張しないためには、忘れ物などで気まずい思いをしないよう、前日までに準備を済ませておくことが大切です。
派遣で初めて勤務する場合は、給与の振り込み口座や個人情報・秘密保持同意書、誓約書、マイナンバー申請書など、提出書類も多いのではないでしょうか。
書類の記入にミスはないかチェックし、提出物の準備と確認をしておくことをおすすめします。
さらに初日に必要な持ち物として、ペンやノート、メモ帳、クリアファイルのほか、スケジュールのわかる手帳をそろえておきます。
仕事内容によっては、名刺入れも用意しておくと安心です。
持ち物の準備だけでなく、派遣先までのアクセス方法も調べておきましょう。
当日遅刻しないよう、乗換案内などで所要時間を確認しておくことをおすすめします。
あわせて出勤当日の服装も準備しておきます。オフィスでの服装はオフィスカジュアルが一般的ですが、社風や職場によっても多少異なるため、派遣会社の担当者に確認しておくと安心です。
計画的に準備を済ませておけば、当日は不要な緊張をしないで済むでしょう。
とにかく笑顔ではっきり話す
派遣初日は、とにかく笑顔を心がけましょう。
緊張で表情がこわばりそうになったら、口角をちょっと上げてみるだけでも印象が変わります。
また、緊張で声が出にくいと感じたら、意識的に大きめの声ではっきりと話すようにしましょう。
さらに話すスピードをゆっくり目にすると、仕事のできそうな落ち着いた人に見える効果があります。
明るい表情と話し方を意識するだけで、第一印象が良くなるだけでなく、自分の気持ちもオープンになるのでおすすめです。
自分からコミュニケーションを図る
派遣初日は、自分からコミュニケーションを図るよう心がけましょう。
リラックスしすぎていても不真面目に思われてしまいますが、適度なコミュニケーションのきっかけを作ることは、今後仕事をしていくうえで大切です。
もし、始めから積極的に話しかけることが難しければ、挨拶するだけでも十分です。
先に元気で明るい印象を与えれば、そのあと声をかけてもらいやすく、スムーズな会話ができるようになります。
わからないことはその場で聞く
初日の仕事や研修で、わからないことがあったら、その場で確認するよう心がけましょう。
初日の質問は初めての方とコミュニケーションを取るきっかけになり、わからないことを今後誰に聞けばよいかも分かり把握できます。
どこの職場でも、新人の質問を迷惑とは思わず、むしろやる気があると捉えてくれるはずです。
その日の疑問はその日のうちに解消するつもりで、初仕事に臨みましょう。
こんなときどうする?派遣初日のトラブル
最後に、派遣初日に想定外の事態やトラブルに見舞われたときの対処法を紹介します。
注意していたにもかかわらず、当日体調不良に陥ってしまった場合には、まず派遣会社に電話を入れましょう。
電車やバスの遅延で遅刻しそうな場合も、わかった時点で派遣会社に電話し、指示を仰いでください。
また派遣の初日には、仕事でやることがなくなり戸惑うといったケースもあるようです。
1日目は比較的簡単なタスクしか与えられず、早く仕事が終わってしまう方も実際多いです。
手持ち無沙汰になると不安になるかもしれませんが、この場合は社員に声をかけ、ここまでの行程に間違いがないか確認してもらい、次の指示を仰ぎましょう。
派遣初日は笑顔とコミュニケーションで緊張をほぐそう
派遣初日の緊張を和らげるコツは、事前準備をしっかり行うこと、不明点をすぐに質問すること、笑顔とコミュニケーションを欠かさないことです。
初めての仕事では失敗や想定外のことは付き物です。わからないことは遠慮せず、何でも聞きましょう。
質問することでコミュニケーションのきっかけができ、2日目以降の仕事が円滑になります。
もちろん派遣会社の担当者にもいろいろ聞いてみてください。
派遣初日は誰でも緊張するもの。今回のアドバイスを活かし、初めての派遣の仕事で良いスタートを切れるよう願っています。