BPO（Business Process Outsourcing、ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスとTOPPANエッジに関する、いまさら聞けない素朴な疑問に答える企画の後編です。

今回は3つの疑問にお答えしていきます。

・TOPPANエッジが実施しているBPOサービスの内容
・BPO関連の求人が豊富な求人サイト「JOB-CUBE」
・BPOの将来性

TOPPANエッジの実施しているBPOサービスとは？

トッパンTOPPANエッジでは現在、さまざまな業種向けにBPOサービスを展開しています。

○ドキュメントの電子化
各種法律で保管が定められている大量の書類やマイクロフィルムに納められた書類をイメージデータに変換

○データ入力
申込書などをスキャニング、入力し、集計・分析データを作成

○コンタクトセンター
入電・架電など、顧客へのフォローアップに対応するコール業務全般

○データクリーニング
電話での本人確認や役所への照会、還付郵便の管理などを通じて、顧客情報の適正化を実施

○不着処理
居住者の不在や転居などに伴い発生する、通知物の不着や未着郵便物の受取・不着データ処理、保管など

○各種事務局
各種キャンペーン、アンケート、イベント、大学入試など多様な事務局業務

実際にどんな仕事をしているの？

TOPPANエッジにおける業種ごとの受託例を見ていきましょう。

◆自治体
各種業務の対応から、返信郵便の回収・受付、不備確認、データ入力までワンストップ対応。給付金関連業務などが該当します。

◆大学
入試関連業務をトータルで受託（願書受付から受験票発行・送付、合格者への学生証発行）

◆銀行
口座開設キットの製造・発送、申請書などの郵便物仕分け・入力、問い合わせ対応など、バックオフィス業務を一手に引き受け

◆生命保険・損害保険
各種申込書・DMなどの設計・印刷・発送から入力、不備・問い合わせ対応、アンケートやポイントサービス事務代行業務など、必要な業務に対応

「JOB-CUBE」にはどんな求人があるの？

「JOB-CUBE」はTOPPANエッジが運営する求人情報サイトです。

最大の特徴はBPOの求人に強いこと。

TOPPANエッジは国・自治体をはじめ、金融系や大手企業など信頼性が高い企業から事務業務全般を受託しているため、BPOサービスにかかわる求人が豊富なのです。

例えば、以下の求人があります。

・区役所で住民票などの証明書発行窓口業務
・市役所での税に関する書類確認事務
・受託センター内での保険申し込みに関する事務

BPOの将来性は？

就職の選択肢として考える場合、BPOの今後も気になるところ。

市場調査によれば、以下の要因から、BPO市場は今後ますます伸びていくと予想されています。

①人材不足

少子高齢化で日本の人口は減少傾向。企業の正社員不足も顕著です。BPOの導入で業務を1か所に集中させることによって、業務の効率化が期待できます。

②働き方改革

多様な働き方を実現するため、時間外労働の上限制限などの法改正が順次スタートしています。BPOを導入することで、長時間労働の是正が可能です。社員がコア業務に専念できるようになれば、従業員満足度の向上と離職率の改善も期待できます。

③DX（デジタルトランスフォーメーション）推進

国を挙げて推奨している、「データとデジタル技術を活用して、仕事のあり方を変えていこう」という取り組みです。BPOによってノンコア業務のアウトソーシングができれば、社員をDX推進に振り向けることが可能です。

いかがでしょう。BPOについての理解と関心は深まりましたか？

ご興味をもたれたら、豊富なBPO関連求人が魅力の求人サイト「JOB-CUBE」に、ぜひアクセスしてみてください！