TOPPANエッジが運営する求人情報サイト「JOB-CUBE」では、TOPPANエッジが企業から業務を請け負うBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）の求人も数多く掲載しています。官公庁や自治体の事務職求人や、インフラ系の大企業の求人などが多く、長く安定的に働けるのが特徴のひとつです。

とはいえ、BPOの求人が多いといわれても「どんな仕組み？」「実際の仕事は？」「派遣社員とどう違うの？」といった疑問を抱く方が多いのではないでしょうか。今回は、BPOというサービスと募集している求人の中身、働くメリットについて紹介いたします。

■BPOが注目されるようになった理由は？

BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）とは企業のバックオフィス業務や大量の事務作業を専門会社にアウトソーシングする経営手法です。その対象となる業務の種類はさまざまです。

人事・経理・総務などの事務系バックオフィス業務、情報システム業務、受付や問い合わせ対応などのカスタマーサポート・コールセンター業務、倉庫・配送業務などの求人があり、求められるスキルや働き方も多種多様です。コスト削減を図る企業が増えているなかで、特定の業務をアウトソーシングする動きは、ますます拡大しています。

BPOを請け負う会社は、単純に業務を代行するだけではなく、企業の業務効率化と品質の向上を実現するプロフェッショナルとしてサービスを提供しています。従来の業務プロセスにおける課題分析から改善策の設計、業務効率化、ミス・トラブル防止施策の推進までのすべてのプロセスをマネジメント。自社で業務を抱えるよりも、外部に任せたほうがコストが下がり、品質もよくなったと評価されてこそ価値を発揮したといえるのです。

TOPPANエッジは、さまざまな書類のテンプレート設計や印刷技術に加えて、数々のBPO案件を受けてきた経験とノウハウがあるので、官公庁や自治体、大手企業で働ける求人を数多く掲載しているのです。業務フローがしっかりしており、就業前に研修も実施しているので、安心して就業できるという評価をいただいています。

BPOサービス全体に関する話に戻します。このサービスが伸びている理由についても触れておきましょう。業務のアウトソーシングが進む背景として、少子高齢化と労働人口の減少による採用難・人手不足が挙げられます。思うように人員を確保しづらいなかで、業務効率化と生産性向上を実現するのがBPOというわけです。

もうひとつは、「働き方改革関連法」の目玉のひとつである「同一労働同一賃金制度」です。2020年4月1日から施行された（中小企業は2021年4月～）制度改革により、企業は、パート・アルバイト社員、契約社員、派遣社員について、正社員と比較して不合理な差が生じないよう、待遇の見直しや就業規則の改定などの対応に迫られることになりました。

人件費負担が大きくなるなかで、正社員や派遣社員にまかせる仕事と、外部パートナーに委託する業務の仕分けを進めようとする企業が増えています。現状の課題抽出、新たな業務設計、実行、管理までのすべてをプロフェッショナルが請け負うBPOサービスが、課題解決の手段として注目されるようになってきたのです。

■TOPPANエッジのBPO最新求人の例

先にも触れたとおり、TOPPANエッジは金融業界やインフラなどの大手企業や、官公庁・自治体の業務ノウハウに精通しています。求人情報サイト「JOB-CUBE」におけるBPOの最新求人例を紹介しましょう。

官公庁・自治体の求人で多いのは、事務職と窓口の受付スタッフです。ある区役所では、TOPPANエッジのBPOサービスとして、事務と受付を合わせて100人以上のスタッフが就業中。トッパンスタッフの社員が現場の管理に携わっているので、わからないことをすぐに質問できる安心な職場です。

業務内容は、各種届出の受付、証明書等の交付業務、国民健康保険や児童手当など手続きに関するご案内、お客様や他自治体への確認の電話対応、書類の処理状況を専用端末で確認するなど。導入研修で業務スキルやビジネスマナーをしっかり身に付けられるので、不安なく仕事をスタートすることができます。

パソコンスキルは文字入力ができればOKで、未経験大歓迎の求人でもあります。販売・接客経験がある方、事務の経験がある方はすぐに仕事を覚えられるのではないでしょうか。BPOの求人について詳しく知りたい方は、コーディネーターまでお問い合わせください。

また、最近では新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、最小限の外出で済むよう履歴書郵送・電話面接による一次選考を行っています。「JOB-CUBE」に掲載されている他の求人に興味がある方も、お気軽にお問い合わせください。

【後編】では、企業と就業者双方のBPOのメリットや、BPOと人材派遣との違いについてご紹介します。