2023/05/05
狭き門だとわかっていても事務職で働きたいなら何をすべき?
「オフィス内のデスクワークが中心で、体力的に楽」、「転勤もなく、プライベートを充実させたり家庭と両立させたりするには働きやすい」。そんなイメージのある事務職は、女性を中心に人気の職種です。しかし今の時代、一般事務職に就くのは非常に厳しいという事実をご存じですか?
今回は事務職がどうして狭き門なのか、それでも事務職になりたいのなら何をすべきか。以上2点について解説します。
目次
求人は減少傾向にある一般事務職
厚生労働省発表の「一般職業紹介状況」によると、2022年の1年間における全職業の平均有効求人倍率(パートを含む)は1.16倍です。ところが一般事務職に絞ると、なんと0.34倍にまで下がります。事務職を目指す人一人に対し、0.34件しか仕事がないというわけです。販売の職業では1.81倍、サービス業では2.87倍であるのに比べると、非常に狭き門であることが数値からもわかりますね。
なぜこうなっているのか。要因として考えられるのは、事務職自体の需要が減っていることが挙げられます。IT化が進む中で業務効率化やコストの面を考慮し、AIに担える業務に関しては機械化を進める企業や自治体が増えています。そのため、事務職が担っていた仕事の一部がITにとって代わられ始めており、事務職の需要が減っているのです。
それでも事務職を目指すのならやるべきこと
厳しい道であることは知ったうえで、それでも事務職になりたい。そんな方には以下のことをまずはやってみることをお勧めします。
・事務職への適性を知ろう
PC上や書類上で、膨大かつ同じ作業を繰り返すのが事務職。同じ作業を繰り返しつつも、間違いなく正確に行わなければならず、細かくて単純な作業でも大丈夫な人が向いている仕事です。
さらに、適切な判断・作業を行う情報処理能力も必要。しかも作業の迅速さも問われます。こういった適性が自分にあるのかどうか、今一度見返してみましょう。
・事務職に必要なPCスキルを身に着けよう
事務職ではPC作業は必須。Word、Excel、PowerPointなどの基本的PCソフトの基本操作はマスターしておきましょう。
その他にも、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleドライブなども使えるとよいです。
・派遣やパートから挑戦しよう
多くの企業では、未経験の事務職の採用を減らす傾向があります。若さやポテンシャルのある新卒・第二新卒ではなく、経験を重視して即戦力となる転職採用をする場合が増えているのです。
そこでおすすめなのが、まずは派遣社員やパートで事務職として働いて、実務経験を積むことです。多岐にわたる事務職にまずは派遣社員でトライすることで、自分の適性をみつける機会にもなります。正社員にくらべ、契約社員、派遣社員の事務職のほうが求人数は多いので、ハードルが低い点でもお勧めです。
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