2025/03/18
卒業に異動シーズン!立つ鳥跡を濁さない去り際のお作法

3月は卒業や異動のシーズンです。学生なら、進級や進学に伴う卒業準備、新生活への期待と不安でいっぱいになる季節ですが、社会人も異動や転職、新たな仕事のスタートなど、いろいろなシーンがあります。
その中で、異動や様々な事情で退職される方もいるでしょう。その際、大切なのは去り際のお作法です。
今回は、異動や退職などで職場を去る際のことについて解説します。
目次
異動・退職で去る人に対する、残された職場の人々の思い
異動や退職で職場を去る人に対して、残された人たちは様々な感情を抱きます。ここでは、代表的な3つの思いを解説します。
・寂しさ
一緒に働いてきた同僚が去ることは、時に家族の一員が家を出て行くような寂しさを伴います。日々の仕事での連携、休憩時間の雑談、悩みを共有し合うなど、深く築き上げてきた人間関係が途絶えることに対する喪失感です。
特に、その人がチームのリーダーであったり、仕事で頼りにしていた存在であったりする場合、その喪失感はより大きくなります。また、残されたメンバーは、新しいメンバーとの関係性を築き直さなければならないという不安も抱え、寂しさを複雑にしています。
・不安
同僚の退職や異動によって、業務に支障が出るのではないかと不安に感じる人もいます。特に、その人が担当していた業務が専門的で、代わりとなる人材がすぐに見つからない場合、残されたメンバーは業務量の増加や、新たなスキル習得の必要性に直面し、将来への不安を抱きます。
また、チーム全体の雰囲気や、社内のパワーバランスが変化することも予想され、その変化にどう対応していくべきかについても、不安は募るでしょう。
・複雑な感情
同僚の退職に対して、寂しさや不安だけでなく、複雑な感情を抱く人もいます。例えば、その人が職場の人間関係で問題を起こしていた場合、その人がいなくなることで、職場環境が改善されることを期待する一方で、その人の存在がなくなることへの寂しさも感じることがあります。
また、その人が新しい環境で活躍することを願いつつも、自分自身も新しい環境に挑戦したいという気持ちと葛藤することもあります。このように、様々な感情が入り混じり、複雑な心境を抱いている人も少なくありません。
異動・退職前にできること3選
異動や退職などで職場を去る方は、できる限り跡を濁さず円満に去りたいものです。
そのためにできることを解説します。
・業務の引き継ぎを徹底的に行う
異動や退職が決まったら、最も重要なのが業務の引き継ぎです。後任者がスムーズに業務を遂行できるよう、ただ単に作業手順を説明するだけでなく、その業務を行う上での背景や注意点、トラブルシューティングの方法なども含めて詳細に説明することが大切です。
また、引き継ぎ資料の作成や、定期的な進捗確認などを通じて、スムーズな移行をサポートしましょう。
・感謝の気持ちを伝える
長年お世話になった同僚や上司には、感謝の気持ちを伝えることが大切です。日頃の感謝の言葉はもちろん、具体的なエピソードを交えて伝えることで、より心に響くメッセージになります。
また、個人的な連絡先を交換し、今後も良好な関係を続けていくこともおすすめです。
・会社への貢献を振り返る
これまでの会社での経験を振り返り、自分がどのような貢献をしたのかを整理しましょう。この振り返りの過程で、自分の強みや弱みを再認識し、今後のキャリアプランを考える上での貴重なヒントを得ることができます。また、感謝の気持ちとともに、自分の貢献を会社に報告することも良いでしょう。
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