2023/05/26
「正社員より契約社員がいい」といえる5つの条件
今や、働き方の選択肢は「正社員」に限らず、「契約社員」「パート」「派遣社員」「アルバイト」と多様です。
中でも「契約社員」ですが、「正社員」にはないメリットがあることはご存じですか?
今回は、契約社員と正社員の違いと、それぞれのメリット・デメリットをご紹介。働き方として契約社員を検討する際、参考にして下さい。
目次
正社員と契約社員の違いとは?
契約社員は「期間の定めがある有期雇用契約で雇用され、フルタイムで働く社員」をさします。雇用期間の更新や終了は、契約満了を迎えるタイミングで判断されます。
一方、正社員は「期間の定めがない無期雇用契約で雇用され、フルタイムで働く社員」です。雇用期間の更新はなく、中途退職をしない限り定年まで働き続けることができます。
正社員のメリット・デメリット
正社員のメリットは、収入が安定している点です。給与は月給制もしくは年俸制が大半で、大きな変動はありません。また対外的な信頼を得やすく、賃貸やローン契約、クレジット・カード発行など、有利な場面が多々あります。
デメリットとしては、転勤を命じられる可能性があること。雇用契約や就業規則に縛られるため辞令を断ることは困難です。また、副業が禁止の場合がいまだ多かったり、仕事の責任が重かったり、自由度が低い面はデメリットといえましょう。
契約社員のメリット・デメリット
一方の契約社員ですが、まずデメリットは有期であること。長期で働き続ける保証がなく、また業績によっては契約が更新されないなど、リスクと不安定さは否めません。信用度や福利厚生の面でも正社員には劣ります。
とはいえ、正社員にはないメリットがたくさんあります。下記に5つ挙げてみましょう。
1.ワークライフバランスを取りやすい
契約社員は雇用契約ごとに、勤務日数や勤務時間といった自分の希望する働き方を選べます。働き方の自由度があることはメリットです。また、契約社員には時間外労働をさせないようにしている企業も多く、自分の時間を確保しやすいのも利点。
自分時間を活用し資格所得などスキルアップを目指したい方には大きなメリットです。
2.転勤や異動がない求人が多い
一般的に契約社員は雇用契約を結んだ職場以外で働くことはなく、正社員のような転勤や異動はありません。
3.いろいろな仕事を経験できる
雇用期間が決まっているので、ある企業との契約満了後、次の職場を見つけて新たな働き方での就業が可能です。一つの職場に縛られず、多くの職場や仕事を経験できるのはメリット。
人間関係や職場が自分に合わないと感じた場合も、契約期間終了後、別の職場に移れるのも利点です。
4.特定のスキルを活かしやすい
契約社員は、雇用契約を結ぶ時点で任せられる業務内容が決まり、それ以外の仕事を任せられることは基本的にありません。
自分が持つスキルを活かし、得意分野に特化した働き方が可能です。
5.同一労働同一賃金で、正社員と同じ仕事なら好条件の求人も
2020年4月より(中小企業は2021年4月より)、「同一労働同一賃金」の制度がスタートしています。この制度は、非正規雇用の待遇の合理化を図り、賃金格差の緩和を目的とした政策で、基本給・賞与・各種手当・福利厚生・教育訓練などにおける待遇の改善・最適化を目指しています。
今後は正社員と契約社員における待遇の差が縮まる可能性があります。
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