2025/05/06
SNSが全盛の時代だけど…あらためて考えたい使い方のお作法

今や、スマホやタブレット・パソコンなどでSNSやネットを当たり前のように毎日使う時代になりました。
例え、XなどのSNSをやっていないと言っても、LINEはやっているという方も多いでしょう。これらのツールなしに仕事や生活のコミュニケーションが成り立たないと言っても過言ではありません。
一方で使い方を誤れば、最悪の場合一生背負い続けなければならないようなダメージを受けることもあるSNS。今回は、これらの使い方について今一度考えてみましょう。
目次
SNSの使い方は紙一重!投稿してはいけないことをおさらい
SNSは、気軽に投稿できる一方でふさわしくない内容もあります。特に社会人である場合、なおさら気を付ける必要があると言えるでしょう。
代表的な内容を解説します。
・会社の機密情報や顧客情報に関わること
会社の内部情報、例えば業績や新製品の開発計画、人事情報などは、たとえ社内の人間しか見ていないアカウントであっても絶対に投稿してはいけません。
また、お客様の個人情報や取引内容なども同様です。これらの情報は会社の信頼を損なうだけでなく、法的な責任を問われる可能性もあります。
一度ネット上に公開された情報は完全に削除することが難しいため、投稿前に内容を慎重に確認する習慣をつけましょう。うっかり社内の風景を撮影した写真に機密情報が写り込んでしまうケースもありますので、注意が必要です。
・個人を特定できるプライベートな情報やネガティブな感情
自身の詳細な個人情報、例えば自宅の住所や家族構成、毎日の行動範囲などをSNSに公開することは、思わぬ犯罪に巻き込まれるリスクを高めます。また、仕事や人間関係に対する過度な不満や批判を投稿することも避けるべきです。
感情的な投稿は、周囲に不快感を与えたり、あなたの評価を下げたりする可能性があります。SNSは多くの人が見る 公共空間 であることを常に意識し、発信する情報が誰かにとって不利益にならないか、冷静に判断することが大切です。
・著作権や肖像権を侵害する可能性のあるコンテンツ
他人が作成した文章、画像、動画などを無断で転載・使用することは著作権侵害にあたります。また、許可なく他人の顔写真を公開することも肖像権の侵害となる場合があります。SNSで情報をシェアする際は、引用元を明記したり、著作権フリーの素材を利用するなど、権利関係に十分配慮しましょう。
特にビジネスの場面では、知的財産権に対する意識の高さが求められます。安易な投稿が、あなたのキャリアに傷をつけることのないよう、注意が必要です。
取り返しがつかない投稿…どんなリスクがある?
SNSでの不適切な投稿は、あなたの社会生活やキャリアに様々な悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、特に注意しておきたい3つのリスクと不利益について説明します。
・信用失墜や人間関係の悪化
不適切な投稿は、あなたの個人的な信用を大きく損なう可能性があります。言葉遣いの悪さや偏った意見の発信は、友人や同僚からの信頼を失い、人間関係に亀裂を生じさせるかもしれません。
また、一度拡散された情報は完全に消去することが難しく、長く尾を引くこともあります。オンライン上の行動も、現実の人間関係に影響を与えることを忘れないようにしましょう。
・キャリアへの悪影響
採用選考や昇進の際に、企業が個人のSNSアカウントをチェックするケースが増えています。不適切な投稿が見つかった場合、採用が見送られたり、昇進が見送られる可能性があります。
また、会社の評判を損なうような投稿をしてしまった場合は、懲戒処分の対象となることも。日頃から、社会人としての自覚を持ち、責任ある情報発信を心がけましょう。
・法的トラブルへの発展
名誉毀損やプライバシー侵害にあたる投稿は、訴訟問題に発展する可能性があります。軽い気持ちで書いた内容でも、相手を傷つけたり、不利益を与えたりする可能性は十分にあります。
特に、特定の個人や団体に対する誹謗中傷は絶対に避けるべきです。匿名での投稿であっても、発信者の特定は可能な場合があることを覚えておきましょう。
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