2021/12/17
TOPPANエッジのSDGsへの取り組み④ エルダー・シニア層の活躍推進
社会・経済・環境を包括する17のゴールが掲げられ、2030年までの持続可能な開発を目指すSDGsは、日本を含む世界各国が実現に取り組む共通の目標です。
TOPPANエッジでも、SDGs実現に向けて数々の重要課題を設定。さまざまな社会課題の解決に向けて取り組んでいます。
本シリーズではそんなTOPPANエッジが、SDGs実現に向けて推進している具体的な施策を過去3回にわたり紹介してきました。4回目となる本記事では、エルダー・シニア層の活躍推進を解説します。ぜひ最後までご覧ください。
エルダー・シニア層の活躍が求められる時代
世界一の平均寿命を誇り、全人口の29.1%が65歳以上の高齢者という超高齢社会の日本。
少子化により深刻化した労働力不足、維持が危ぶまれる社会保障制度などの問題を背景に、高齢者の活躍推進は社会全体の重要な課題となっています。
今後は60代・70代になっても働き続けるというキャリア像が当たり前になっていくでしょう。実際に2021年4月には、高年齢者雇用安定法が改正され、事業主に対して定年を70歳に引き上げる努力目標が設定されました。
いまや企業による高齢者が働きやすい環境づくりは急務です。これはSDGsの「目標8 働きがいも経済成長も」とも一致する課題といえます。
TOPPANエッジが推進する中高年の活躍支援
TOPPANエッジは「ダイバーシティ&インクルージョン」を経営課題のひとつに位置づけ、女性活躍推進・障がい者の活躍推進など多様な人材が活躍する土壌づくりに取り組んできました。
この取り組みにおける重要課題のひとつが「中高年社員の活躍推進」です。
エルダー社員に対しては、年下の部下とのコミュニケーションや今後のモチベーション向上について学べる「上級コミュニケーションセミナー」や、定年に向けたキャリアプランニングをサポートするための定期的な面談・セミナー・研修を実施しています。
定年退職後も継続雇用を希望するシニア社員とは、1年単位の嘱託契約にて再雇用契約を締結。職務・職責からなる役割に応じた処遇制度や、定年後も継続的に管理職に任命する制度などを導入することで、ベテラン社員の経験・能力・人脈を活かせる体制を整えました。
加えて、TOPPANエッジが運営する人材会社「JOB-CUBE」ではエルダー・シニア層の再就職を支援。50代~60代の方に向けた派遣求人を数多く扱っています。
求人のほとんどは事務関連のオフィスワークのため、中高年の方が培ってきた経験を十分に活かすことが可能です。カウンセリングではこれまでのキャリアや希望する条件について、時間をかけてヒアリングして、適性・条件にマッチする仕事を紹介しています。
また就業後は、研修、働きながら業務を学ぶOJT、フォロー体制も充実しており、ブランクがある方でも安心して再就職を果たすことができます。
フルタイム勤務が体力的に難しい人、趣味や家族との時間を重視したいという人も、自分らしい働き方を実現可能です。介護休業制度も整備されているため、高齢の両親がいる方も安心して働く体制が整っています。
JOB-CUBEで長く安心して働ける職場を探そう
JOB-CUBEでは他にも育休・産休制度など、ライフイベントに合わせて柔軟に働くことのできる職場環境がそろっています。中高年の方はもちろん、長期にわたり安心して仕事を続けたいという方にもぴったりの人材会社です。
何歳になっても働ける、そんな職場を探している方はぜひJOB-CUBEの求人情報サイトを覗いてみてください。