2020/11/13
未経験から事務職で転職に成功する方法 ②履歴書&面接PR術
未経験から事務職にチャレンジしたいと考えている方に、就職・転職を成功させる方法を3回シリーズでお伝えします。未経験の仕事に就くとなると、「なかなか勇気が出ない、大丈夫かな?」とお悩みの方も多いでしょう。初めは誰もが未経験から始まるものです。万全の準備で面接に臨みましょう。
前回は一般事務職の仕事内容と、求められる基本スキルについてお伝えしました。2回目の今回は、履歴書や職務経歴書、面接におけるPR術について解説していきます。事務職のなかでも、未経験可の求人数が多い「一般事務」に焦点を絞っています。
■長所をしっかりアピールできる志望動機を考えましょう
未経験からの転職活動では、書類選考を突破することが最初の目標になります。目標をクリアするために重要なのは、履歴書や職務経歴書で志望動機と自分の強みをわかりやすく伝えることです。
職務経歴だけでは伝えられないPRポイントを記載することで、この会社で働きたいという気持ちと、自分ができることがしっかり伝わればOKです。魅力的な自己PRや、志望動機を作成するための2つのポイントをお伝えします。
1.自分の強みやスキルがどのように役に立つのかをアピールしましょう
一般事務の仕事自体が未経験だったとしても、これまでに身に付けてきたスキルや経験を何らかの形で活かせるはずです。前回、一般事務職に求められる基本スキルとして、コミュニケーションスキル、ビジネスマナー、PCスキルについてご紹介しました。事務職に必要なスキルについて、これまでの経験で身につけたものを具体的にアピールするとよいでしょう。
オフィスワークがメインの一般事務職では、PCスキルは特に重視されます。「Word、Excelに加えてPowerPointを使いこなせる」「秘書検定や簿記、PC関連の資格がある」といったことをアピールできる場合は、作成した文書の種類や経験した期間、使えるソフトと操作レベルも添えて具体的に記載しましょう。
2.新しい仕事に活かせる経験や能力をアピールしましょう
前回の記事で、事務職に求められる3つの要素として「柔軟性・ホスピタリティ・正確さ」について紹介しました。一般事務は未経験でも、人事担当者は応募者のこれまでの経験から事務職にとして活躍できる人物かどうかを知ろうとしています。これまでの経験で身に付けた力を整理し、新しい仕事に活かせることをアピールしましょう。
例えば、多くの業務を効率よくこなしてきた経験があれば、作業のスピードは魅力となります。また、多くの対人経験があれば、培われたコミュニケーション力も強みとなり、交渉による問題解決の経験があれば、主体性などもアピールする材料となります。単純作業でも、ミスなく処理してきた経験があれば、強みとして伝えてください。
■やる気や将来のキャリアプランを伝えられれば好感度UP!
履歴書や職務経歴書で自己PRや志望動機を伝えた後、面接では質問の意図に応じてわかりやすく話す力を問われます。基本となるのは、エントリーした企業に対する理解です。自分の長所、志望動機と企業が求めている業務がフィットしていると説明できるれば好印象。就業以降の強さと理解度が評価されるでしょう。
自らの強みに加えて、将来のキャリアプランも具体的に話せるようにしておくと、人事担当者に対する説得力がさらに強くなります。未経験転職の面接においては、冷静で客観的な自己認知や新たなことを学ぼうとする姿勢を伝え、事務職に対する適性や人間力をアピールするのがポイントです。自分の長所を不足なくアピールできるよう、当日話す内容を整理しておきましょう。
最後に、TOPPANエッジの取り組みについて紹介します。「JOB-CUBE」では、契約社員や派遣社員として働くスタッフのみなさんに、充実した教育研修メニューを用意しています。未経験から事務職に挑戦し、スキルアップしたい方は、ビジネスマナーなどの研修や、Word、Excel、PowerPoint、AccessのPCスキルを習得するレベル別のコースを無料で受講できます。専門的なスキルをマスターしたい方は、特典付きプログラムを利用することが可能です。
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