事務職のお仕事をしていると、毎日のコーディネートに悩むという方も多くいらっしゃいます。例えば、制服がある職場だったとしても、通勤用の私服をどうするか考えるのはひと手間です。ましてや私服勤務の場合、職場によって「どの程度までカジュアルなものが認められるのか」の基準は違いますし、季節ごとに悩むという声も…。

今回は、秋冬シーズンで着回しやすいオフィスコーディネートアイテムを解説します。

事務職の私服で大切なことは「実用性」と「ベーシック」

私服勤務の場合、事務職でよく言われるのが「オフィスカジュアル」です。

ただ、その基準は職場によって微妙に違うため、実際にはその職場で働き始めた後に周りの先輩や同僚を見て判断するのが一般的かもしれません。

基準が分からないという場合でも、どの職場でも求められる私服の基準があります。

実用性があるかどうか

事務職は、勤務中ずっと座っていることは案外少ないもの。

書類を持ち運んだり、印刷したり、来客対応や窓口対応で立ったり、意外と動く機会が多いです。

そこで、重要になるのが実用性です。

動きやすいかどうか、着ている時にかゆくなったり、サイズが合わなかったり不快にならないかどうかが重要になります。

また、事務職は意外と寒かったり、暑かったりすることも多いかもしれません。

特に入り口近くの席や、エアコンの風が当たりやすい席は、体温の調節がしづらいことも…。

そんな時に実用的な通気性のいい素材かどうかは、仕事の効率にも大きな影響を及ぼします。動きやすさに加えて、通気性がいい実用的なものを選ぶことが大切です。

ベーシックかどうか

事務職の職場の場合、華美な服装は良しとされません。

特に、窓口対応や来客対応を伴うお仕事では、お客様に対してきちんとした印象を与えられるかどうかが重要視されます。

長く使えそうなシンプルな形のアイテムや、流行に左右されないベーシックな色の落ち着いたものを複数持っておくと、職場が変わった時にも使えて安心です。

色も、派手過ぎないアースカラーと呼ばれる色味や、明るい雰囲気になれるパステルカラーがどこでも使い回せるアイテム。複数色を揃えておくといいでしょう。

秋冬の着回しに使いやすい！いくつか持っておきたいアイテム

では、秋冬シーズンに持っておきたい着回しアイテムを紹介します。

体温調節をしやすいカーディガン

カーディガンは年中使い回せて、何着か持っている人も多いアイテムです。

その中で、着回しのバリエーションを付けるためには丸首とVネック、両方を持っておくとバリエーションが広がります。

色味も、暖色系と寒色系を持っておくと印象を変えられるのでおすすめです。

裾が広がりすぎないフレアスカート

裾が広がりすぎないフレアスカートも持っておくと着回ししやすくなります。

無地のものと、花柄やチェックなどちょっと柄が入ったもの、両方を持っておくといいでしょう。タイトスカートは、逆に動きづらいこともありますのであまりおすすめできません。ロングスカートも流行っていますが、職場の雰囲気と動きやすさで決めるといいのではないでしょうか。

シンプルなブラウス

シンプルなブラウスも持っておきたいアイテムです。

秋冬は、アイロン不要のポリエステルやアクリル素材のとろみブラウスを持っておくと便利です。色は、白とパステルカラーが使いやすいでしょう。特に襟が丸いものと尖ったもの、両方持っておくと着回しに幅が出ます。

通気性のいい綿素材を選ぶ場合は、形状記憶のシャツが便利です。

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