2021/12/03
TOPPANエッジのSDGsへの取り組み③ 男性の育児休業取得促進・後編
TOPPANエッジのSDGsへの取り組みを紹介するシリーズ「TOPPANエッジのSDGsへの取り組み」。今回は前編・後編の2回にわたり、男性の育児休業取得促進をテーマに、TOPPANエッジの具体的な施策を紹介しています。
前編では重要課題のひとつであり従業員の多様な働き方を受容する「ダイバーシティ経営」と、TOPPANエッジが参加している厚生労働省の「イクメンプロジェクト」について掘り下げました。
今回の後編では、男性の育児休業取得の現状や課題に取り組む意義についてくわしく解説をしたうえで、育児休業取得促進に向けたTOPPANエッジの具体的な施策を紹介していきます。ダイバーシティ(多様性) & インテグレーション(受容)への取り組みに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
男性の育児休業取得について
日本で男性が育児休業を取得している割合は12.65%と低水準であり、先進国と比べると家事・育児に関わる時間も短いのが現状です。結果として家事・育児は女性の負担が大きくなっている傾向があります。
とはいえ、育児休業取得率の低さは個人の問題だけではありません。育児休業の取得を希望しているものの、実現できていないという人が37.5%にも及ぶという調査結果もあり、企業側の責任も大きいといえるでしょう。
このような状況をふまえて、令和元年に閣議決定した第2期『まち・ひと・しごと・創生総合戦略』には、2025年までに男性の育児休業取得率を30%に上昇させる目標が明記されました。また厚生労働省は、前編で紹介したイクメンプロジェクトを設立して、積極的に働きかけを行っています。
勤労者世帯の過半数が共働き世帯である現代において、社会全体で男性の育児休業取得が一般的になれば、子どもを持つことのハードルが下がり、少子化の是正が実現できるでしょう。さらに家事・育児の負担が軽減されることは、女性の就業継続や円滑な職場復帰にもつながります。
TOPPANエッジの育児休業制度
男性のワークライフバランス最適化や女性活躍推進に取り組むTOPPANエッジでは、子育てを通して自らが成長する男性「イクメン」や、部下のキャリアと人生を応援して自らも仕事・プライベートを楽しむ上司「イクボス」が活躍できる社内風土を醸成中です。
子どもが生まれた男性社員の育児参画を積極的にサポート。管理職に向けて業務の調整や育児休業取得の促進を働きかけ、2020年度には育児休業取得率100%を達成しました。
さらにテレワーク・時差通勤・フレックスタイムの推進、年次有給休暇の取得促進、毎月2日間はノー残業デーを設定したり、管理職の評価項目に「部門の長時間労働削減活動」を入れることを義務化したりといった生産性向上活動の実施を通して、ワークライフバランスの向上に取り組んでいます。
イクメンプロジェクトにも参加をしており、男性が積極的に家事・育児参加できる社会の実現を目指しています。
ワークライフバランスを最適化するJOB-CUBE
男性・女性を問わずさまざまなバックボーンを持つ人々の多様な生き方を受容して、ワークライフバランスの最適化を促進するTOPPANエッジ。運営する求人情報サイト「JOB-CUBE」でも、仕事とプライベートを両立しやすい求人を揃えています。
例えば家事・育児・育児などが忙しくてフリータイムの勤務ができないという方は、時短業務や週3〜4日勤務などフレキシブルな勤務形態を選択可能。扶養内で働きたい場合も相談できます。
もちろん有給休暇制度・産休・育休制度などの各種制度も万全です。介護休業制度も用意しているため、高齢のご両親がいる方も安心して働くことができるでしょう。
多様な働き方をサポートするJOB-CUBEの求人に興味があるという方は、ぜひ掲載中の求人情報をチェックしてみてください。気になる求人があれば、お問い合わせいただければ担当者にお声がけください。