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スタッフのお仕事体験談

2024/08/20

年末調整に向けた準備はお早めに!どんな書類を準備したらいい?

毎年秋になると、勤務先(または派遣元)から「年末調整のお知らせ」などを受け取る方も多いのではないでしょうか。
何となく、秋ごろになるといろいろ提出を求められるのが年末調整だと思っている方も多いですが、税金に関わる手続きでもあり、しっかり知っておかないと損することも考えられます。
今回は、年末調整に向けた準備について考えてみましょう。

そもそも年末調整って何?対象者は誰?

年末調整は、給与所得者に対して行われる、所得税の過不足を精算する手続きです。会社員であれば、毎年11月から12月にかけて会社から年末調整申告書を提出し、必要事項を記入して提出します。会社は、提出された申告書をもとに、従業員の正しい所得税額を算出し、給与から過不足分を徴収または還付します。

目的

年末調整の目的は、「給与所得者における所得税の過不足を精算すること」と「所得税の申告漏れや誤りを防止すること」の2つです。
給与所得者の場合、給与や賞与から源泉徴収という形で所得税が差し引かれています。しかし、源泉徴収で差し引かれた所得税額は、あくまでも概算額です。
年末調整では、扶養控除や社会保険料控除などの各種控除を考慮した上で、正しい所得税額を算出します。そして、算出された所得税額と、源泉徴収で差し引かれた所得税額との差額を精算します。

対象者

年末調整の対象者は、給与所得者です。具体的には、以下のような方が対象となります。
会社員・公務員・パート・アルバイト・派遣・退職者・年金受給者
なお、フリーランスや個人事業主の方は、年末調整の対象ではなく、確定申告を行う必要があります。

手続き

年末調整の手続きは、会社によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
・会社から年末調整申告書を受け取り、申告書に必要事項を記入する
・扶養控除等申告書や配偶者控除等申告書などの各種控除申告書を提出する(必要な場合)
・会社に申告書を提出する
・会社が所得税額を計算し、給与から過不足分を徴収または還付する
年末調整は、毎年必ず行わなければならない手続きです。提出期限を過ぎてしまうと、所得税の還付を受けることができないなど、不利益を受ける場合があるため、注意が必要です。

年末調整に向けて準備しておくべき3つのこと

年末調整は、給与所得者にとって毎年必要となる重要な手続き。しかし、慌てて準備をすると、必要書類を揃えられなかったり、記入ミスをしてしまったり、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
そこで、年末調整をスムーズに進めるために、事前に準備しておくべきことを3つご紹介します。

各種控除申告書の確認

年末調整では、扶養控除や社会保険料控除などの各種控除を受けることができます。これらの控除を受けるためには、それぞれ専用の申告書を提出する必要があります。
年末調整が近づいたら、会社から送られてくる「年末調整申告書」や「扶養控除等申告書」などの各種控除申告書をよく確認し、必要な書類がすべて揃っているかどうかを確認しておきましょう。
もし、必要な書類が足りない場合は、早めに会社や発行元機関に問い合わせて取り寄せましょう。

控除証明書の整理

各種控除を受けるためには、控除証明書を提出する必要があります。控除証明書には、生命保険料控除や地震保険料控除、住宅ローン控除などの控除を受けるための必要事項が記載されています。
年末調整が近づいたら、会社から送られてくる「生命保険料控除申告書」や「地震保険料控除申告書」などの控除証明書を整理しておきましょう。
控除証明書は、紛失しやすいので、なくさないように注意が必要です。

給与明細書の確認

年末調整では、1年間分の給与明細書を確認する必要があります。給与明細書には、給与額や賞与額、源泉徴収額などの情報が記載されています。
年末調整が近づいたら、1年間分の給与明細書をまとめて確認しておきましょう。もし、給与明細書が不足している場合は、会社に発行を依頼してください。

年末調整は大切な手続き!怠らないように早めの準備をしよう

年末調整は、毎年何となくやっているという方も多いですが、自分の支払った税金に関わる作業でもあります。
また、税金関係の法改正や変更は頻繁に協議されています。報道などで情報を集めることも忘れないようにしてください。
TOPPANエッジでも、長期で働いている方については案内していますが分からないことがあればいつでも聞いてくださいね。

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