スタッフブログ

BLOG

求人トピックスからお仕事エピソードまで
スタッフ発の最新情報ブログです!

TOPPANエッジの委託求人や事務派遣の仕事について、
具体的なイメージをつかみたい方向けに配信するスタッフブログ。
現場の生の声や、業界の最新事情など求人や仕事に関するお役立ち情報をお届けします!

最新求人ニュース

2025/04/08

物価上昇と一緒に時給も上昇中…もし日本の最低賃金が全国一律1500円になったら?

昨今、物価上昇により生活が大変だという人も増えてきました。もっと働ければいいのですが、体力的なことや時間的なことを考えると、限度があるのも事実です。
全国的にも、時給の上昇は続いており、派遣など時給で働いている方が時給の改訂が合ったケースも珍しくなくなりました。
以前どこかの政党が公約に掲げていた「時給1500円」もそう遠くない未来かもしれません。
今回は、時給の上昇とそれに伴う影響などを考えてみましょう。

時給が上がる仕組みはどうなっている?

時給が上がる仕組みは、企業や個人の状況によって様々ですが、一般的に以下の3つの要素が考えられます。

・企業の業績と個人評価

企業の業績が好調で、利益が増加すれば、従業員への賃上げ余地が生まれます。また、個人の仕事に対する貢献度やスキルアップ、目標達成度なども評価され、昇給に繋がるケースが多いです。
例えば、新規顧客を獲得した、生産性を向上させた、新しいスキルを習得したなど、具体的な成果を出せば、上司からの評価も上がり、昇給に期待できます。

・職種や業界の相場

同じ職種でも、企業や業界によって時給は大きく異なります。競合他社が人材確保のため高額な報酬を提示している場合や、特定のスキルを持った人材が不足している場合などは、自社の従業員の時給を引き上げる必要があります。
また、物価の上昇や最低賃金の引き上げなども、時給に影響を与える要因となります。

・労働組合や交渉力

労働組合が存在する企業では、労働組合が従業員の賃上げ交渉を行います。労働組合は、企業全体の業績や従業員の貢献度などを考慮し、賃上げ要求を行います。
また、個人が直接上司に昇給交渉をすることも可能です。交渉する際は、自分の実績やスキル、そして企業への貢献度を具体的に示すことが重要です。

日本の最低賃金が全国一律1500円になった場合の考えられる影響

日本の最低賃金が全国一律で1500円に引き上げられると、経済や社会に様々な影響が考えられます。以下に主な影響を3つ挙げ、それぞれ説明します。

・消費の活性化と経済への波及効果

最低賃金が上昇することで、多くの労働者の手取りが増え、消費が増加すると期待されます。特に、非正規雇用労働者や低所得層の消費が活性化し、国内需要が拡大する可能性があります。これにより、企業の売り上げ増加や雇用創出につながり、経済全体が活気づくと期待されます。
しかし、一方で、企業側の負担が増加し、物価上昇につながる可能性も指摘されています。賃上げ分の費用を吸収しきれず、製品やサービスの価格を上げざるを得なくなる企業も出てくるかもしれません。

・労働力不足の深刻化と企業経営への影響

最低賃金が大幅に引き上げられると、人件費が上昇し、企業の経営に大きな負担となります。特に、中小企業や人件費比率が高いサービス業などでは、賃上げに対応できずに経営が圧迫される可能性があります。
また、最低賃金の上昇により、労働者の待遇が改善され、労働意欲が高まる一方で、人材の流動化が加速し、労働力不足がより深刻化する可能性も考えられます。特に、人手不足が深刻な業界では、人材確保が難しくなり、企業の生産活動に支障が出るおそれがあります。

・社会構造の変化と格差の是正

最低賃金の上昇は、社会構造の変化にもつながる可能性があります。非正規雇用労働者と正規雇用労働者の間の賃金格差が縮小し、労働条件の改善が進むことで、労働者のモチベーション向上や定着率の向上に繋がることが期待されます。
また、最低賃金が上昇することで、低所得層の生活が安定し、貧困問題の解消にも貢献する可能性があります。しかし、一方で、高所得層との間の所得格差は依然として残る可能性があり、社会全体の格差問題が完全に解決されるとは限らない点に注意が必要です。

TOPPANエッジなら時給で仕事を選ぶことも可能

TOPPANエッジには様々な仕事があり、時給を重視した仕事選びも可能です。
あなたの希望条件や希望給料から一緒に考えることもできますので、一度登録しませんか?
スタッフ一同お待ちしています。

上部へ