2024/07/16
夏なのに寒い…エアコン温度で悩んだ時の対策とは?
夏になると、職場ではエアコンが活躍する季節となります。屋外から屋内に入った時の涼しさは、ありがたいものです。
一方で、女性は寒さに弱い方も多く、事務職をしている方の中には夏のエアコンで寒い思いをしているという声もあります。ただ、多くの人が働く職場では、なかなか温度設定を変更できないことも珍しくありません。
今回は、夏のエアコンで寒い場合の対策について解説します。
目次
女性が男性に比べて寒さを感じやすい理由
一般的に、女性は男性と比べると個人差はありますが寒さを感じやすいと言われています。その理由はどこにあるのでしょうか。
筋肉量と代謝率の違い
男性は一般的に女性よりも筋肉量が多く、基礎代謝率が高い傾向にあります。筋肉は体温を生成・維持するために重要な役割を果たしており、筋肉量が多いほどそれだけ体温が高くなります。したがって、筋肉量が少ない女性は男性よりも体温が低く、寒さを感じやすくなるというわけです。
脂肪の分布と皮膚の厚さ
女性は男性よりも体脂肪が多く、脂肪の分布も異なります。女性の体脂肪は主に皮下脂肪として蓄えられ、内臓脂肪が少ない傾向にあることで、外部からの冷気の影響を男性よりも受けやすくなります。
また、女性の皮膚は男性よりも薄いことも、寒さを感じやすくなる理由だと言えるでしょう。
ホルモンの影響
女性の体は月経周期やホルモンの変動によって体温調節に影響を受けます。特にエストロゲンは体温を下げる効果があり、寒さを感じやすくする効果があります。さらに、月経周期の一部で体温が下がることも、女性が寒さを感じやすい原因となっているのです。
エアコンの温度が変えられない場合の対策は?
エアコンの温度は、暑いと感じる方もいるためなかなか上げることができない場合も多く、自衛が必要です。温かい飲み物を飲むなどの他に、どのような対策ができるでしょうか。
首元と足元を温める
首元にストールを巻いたり、ネックウォーマーを付けたりするなど温めるようにしましょう。首筋には太い血管があり、温めることで体全体を効率的に温めることができます。
足元には、スリッパやレッグウォーマーを活用しましょう。足裏や足首も冷えやすいので、しっかり温めることが大切です。
可能なら卓上扇風機で風向きを変える
可能であれば、卓上に小さな扇風機等を置いてエアコンの風向きを上に向け、サーキュレーターで冷気を循環させましょう。こうすることで、冷風が偏ることなく、室温を均一に保つことができます。
扇風機の風力は、強すぎるとかえって体感温度が低くなるので、中程度に設定するのがポイントです。また、首振り機能を活用して、まんべんなく風を送るようにしましょう。
衣服で体温調節
薄手のカーディガンや長袖シャツ、レギンスなどを活用して、重ね着で体温調節しましょう。素材は、吸湿性・速乾性に優れたものを選ぶと、快適に過ごせます。
また、ひざ掛けやブランケットなどを用意しておきましょう。
体温調節は仕事の効率向上に必須!事前に温度環境を聞くことも大切
TOPPANエッジでは、エアコンの環境など職場のことを事前に聞いてもらえれば、担当者ができる限りお答えします。
特に暑さや寒さに弱い人は、事前に確認しておくことが自分の体調だけでなく、気持ちよく仕事をする上出も大切ではないでしょうか。エアコンの温度1つとても、人によって感じ方は全く違います。
不安なく長く仕事をするためにも、気になることは遠慮なく聞いてください。あなたの登録をTOPPANエッジはお待ちしています!